日本における性神の史的研究 : 考古学・民族学的考察

西岡秀雄 著『日本における性神の史的研究 : 考古学・民族学的考察』,

潮流社,

1950. 

国立国会図書館デジタルコレクション 

https://dl.ndl.go.jp/pid/1161981

 (参照 2025-05-31)



標題

目次

はしがき/1

第一章 母神崇拜と土偶/1

1 歐亞大陸石器時代に於ける女人像/1

2 日本石器時代に於ける土偶/11

第二章 男根崇拜と石棒/23

1 石器時代と農耕/23

2 石棒・石劍の種類/30

3 石棒・石劍の用途に關する從來の諸説/31

江戸時代

俗説

木内石亭

明治年間

神田孝平

若林勝邦

坪井正五郎

羽柴雄輔

大野延太郎

N.G.MUNRO

大正年間

高橋健自

津田敬武

柴田常惠

武藤一郎

昭和年間

後藤守一

宮地直一

濱田耕作

佐藤虎雄

大場磐雄

森本六爾

八幡一郎

甲野勇

大山柏

4 石棒・石劍の用途についての私見/52

未開人の性的連想/52

安南語に於ける所見/57

プシルスキー氏による研究/60

小結/62

5 性器をつけた埴輪土偶/68

第三章 女陰崇拜の潮流/69

1 天鈿女命と性的舞踊/69

2 桃の咒咀的性格/75

A 支那に於ける桃の信仰と土俗/75

(1) 支那典籍に現われた桃の靈力

(2) 支那現行俗信に現われた桃の靈力

B 日本に於ける桃の信仰と土俗/80

(1) 遺跡に現われた桃

(2) 雷除けとしての桃

(3) 日本各地に於ける桃の俗信土俗

(4) 桃太郎説話について

(5) 桃を抱く猿

3 マノフィカ(MANOFICA)印相と大黒天/88

第四章 さいの神/94

1 「さ神」とネンギ/94

2 日常語に殘る「さ神」の痕跡と進化/98

3 中世に於ける「さいの神」/100

第五章 ガネーシャ神と歡喜天(聖天樣)/109

1 インド教に於けるガネーシャ神/109

2 インド佛教に於ける歡喜天/111

3 ラマ教に於ける歡喜天/111

4 眞言宗立川流について/113

5 日本の歡喜天(聖天)/115

6 二股大根の紋章/124

第六章 庚申の民間信仰/127

第七章 近世に於ける性的行事と性神/138

1 農作祈願の性的行事/138

A 外國の諸例/139

B 日本の諸例/141

2 江戸時代以降まで存續せる我國の性神/154

A 日本民間性神祠府縣別一覽表〔近世〕/155

B 「水使神社」祭神の變化と信仰の變轉/193

むすび/203

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