日本終戦史 下巻 (決定的瞬時を迎えて)

林茂 等編『日本終戦史』下巻 (決定的瞬時を迎えて),

読売新聞社,

1962. 

国立国会図書館デジタルコレクション 

https://dl.ndl.go.jp/pid/2991800

 (参照 2025-04-30)




目次

1 天皇制論議とポツダム宣言

無血終戦のカギ・天皇制―存続に努力した親日家グルー―/p6

国体護持に苦慮する人たち―共産革命を恐れた近衛文麿―/p18

“聖戦完遂”へすりかえ―ポツダム宣言発表で新聞に圧力―/p30

致命的な誤判“黙殺”の一語―影響の大きかった首脳部の対立―/p42

2 決定的瞬間を迎えて

本土決戦論の内幕―人数だけはそろえたが―/p52

民心うちのめす戦略爆撃―空襲の物的・心理的影響―/p66

原爆投下の経緯と影響―「迅速かつ完全な壊滅」は原爆をさしていた/p80

ソ連ついに参戦―断ち切られた最後の期待―/p96

どたん場の本土決戦―あせりと切迫感の上に立つ本土決戦論―/p110

ソ連参戦に和平最後の決意―最後の御前会議(1)―/p122

動揺と対立の六日間―最後の御前会議(2)―/p136

八月十五日外電―外人記者の見た日本降伏―/p154

3 全面降伏の帳じり

“終戦劇”に財閥登場せず―弱かった財界の政治的発言権―/p168

戦争のバランス・シート―戦争はけっしてペイしない―/p180

終戦観の変遷―責任意識を欠いた指導者たち―/p190

終戦の遺産―まとめに代えて―/p204

付録 八月十五日現在の陸軍の編成と配置/p217

日本終戦史年表/p232

索引/p250



【キーワード】

独立混成第百三十六旅団

コメント

このブログの人気の投稿

笹川良一の見た巣鴨の表情 : 戦犯獄中秘話

陸軍師団総覧