戦後日本の売春問題 (現代新書 ; 第5)
神崎清 著
『戦後日本の売春問題』
社会書房
1954.
国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/3037415
目次
まえがき/p1
第一部 基地賣春の實態―星條旗のもとに―/p13
一 米軍と集團賣春/p13
二 賣春都市ヨコスカ/p21
三 洋娼の生態―ヨコスカにうごめく女―/p32
四 黄色い便器―米軍の排泄都市タチカワ―/p43
五 悲しきシンデレラ―ハウス・メイドの檢診問題―/p53
六 基地の腐敗作用―朝露の少女はおかされている―/p56
七 山麓の賣春地帶―御陣女郎からパンパンへ―/p59
八 青少年の性犯罪―岩國基地を舞臺にして―/p64
九 恐怖からの自由を―外國兵の性的犯罪の防止―/p71
一〇 ブルックス裁判―混血兒の母は抗議する―/p84
一一 軍事基地の風紀問題/p90
一二 基地のできる町―千葉縣流山町にて―/p99
一三 立ちあがる青年―立川高校の淨化運動―/p104
第二部 赤線區域とその周邊―性の獨流に抗して―/p109
一 ヨシワラ盛衰記―公娼制度は廃止されたが―/p109
二 ヨシワラ地獄―人身賣買の溫床―/p141
三 みじめな特飮街―立石というところ―/p150
四 賣春婦をたわむれる男―警察で何を吿白したか―/p163
五 婦人と性犯罪―賣春に關する若干の資料―/p179
六 日本の組織賣春の現狀―婦人問題會議の記錄―/p199
七 社會惡をやぶるもの―子どもを守るために―/p212
第三部 人身賣買をめぐって―日本社會の病理的現象―/p240
一 女の家出/p240
二 だまされた女工さん―人身賣買の危險をふせげ―/p255
三 娘を賣る心―恐るべき「習俗」の力―/p262
四 子を賣る親を罰せよ―兒童福祉法の新判決―/p265
五 警察官の證言をめぐって―里親制度と人身賣買―/p282
附錄
一 戦後日本の賣春に關する年表/p297
二 賣春問題の對策―勞働省婦人少年問題審議會の答申書―/p308
三 賣春關係法規條文/p315
「現代新書」刊行のことば/p325
【参照元】
赤線区域調査報告書 (婦人関係資料シリーズ参考資料第31号)
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