巣鴨拘置所界隈
タイトル
巣鴨拘置所界隈
著者
吉浦亀雄 著
出版者
吉浦亀雄
出版年月日
1956
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1666175
巣鴨拘置所界隈 [85]
目次
前篇
(一) 宗教について/p1
(二) 命令と服従の精神病理/p3
(三) チック性神経質と巣鴨症について/p7
(四) 或る一つの自殺について/p12
(五) B、C級戦争犯罪者に対する世論の一般意味論的(ゼマンテイックス)誤謬についての二、三の覚書/p14
(六) 脱嶽計画について/p16
(七) 娑婆の心もつかずはなれず/p17
(八) 拘置所スナップ集/p20
これはしたり
三チャンのこと
貸本屋開業
上前頂戴
純粋な涙
長蛇を逸す
お互いさま
自殺未遂綺談
ブルー恋しや
精神的拷問
偽善の倫理?
義憤
スガモの『恋文横丁』
(九) 復讐について/p27
(一〇) パンの唄/p30
(一一) 生きるとは/p35
(一二) ハネ板の音/p39
(一三) 残虐の名に於て/p41
(一四) シックコール/p42
(一五) 診断書に誓う/p47
(一六) A級散歩風景につゞくもの/p48
(一七) ヴエンチレイション/p54
(一八) 終身未決囚と終身容疑者/p58
(一九) 入浴マラソン/p60
(二〇) 免罪符/p62
(二一) 多数決とは/p63
(二二) スガモ版色道禁秘抄/p66
(二三) アホダラ・シャンソン/p70
(二四) ひかれ者の小唄/p71
(二五) 一亡国の民の独白『(なぜと―たずねてわ―いけません)』(スガモへの道程)/p73
(二六) 終りに/p76
後篇
(一) 黄色い部屋で/p79
(二) 形式的な、余りに形式的な/p84
(三) 不要になつた警句/p90
(四) 妄想二題/p95
毛をむしられた鶏が歩いている
この世は皮肉にみちみちてあり
(五) 重労働について/p97
(六) 紅毛異名譚/p100
(七) 書物に言寄せて/p106
(八) 三つの遺書について/p117
(九) ハイとイイエの難しさ/p120
(一〇) 度はづれな粗忽/p121
(一一) 結論のない議論/p123
(一二) 昭和二十三年五月十五日の会話/p125
(一三) 兵長参謀の詭弁/p127
(一四) 窮すれば/p129
(一五) 宝探しのように/p131
(一六) いやな遊びごと/p133
(一七) 戦勝国のオール・マイティは歴史さえ区切り得ることの論証/p138
(一八) 補遺/p144
あとがき/p153
校正を終つて/p154
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