あすの朝の"九時" : 大東亜戦争で戦争犯罪者として処刑された人々の遺書集
タイトル
あすの朝の"九時" : 大東亜戦争で戦争犯罪者として処刑された人々の遺書集
著者
日本週報社 編
出版者
日本週報社
出版年月日
1952
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1659979
あすの朝の"九時" : 大東亜戦争で戦争犯罪者として処刑された人々の遺書集 [134]
目次
麻のハンカチ 陸軍法務少將 日高己雄/11
淨土でお前を待つ 陸軍大佐 中村鎮雄/14
死のささやき 陸軍曹長 小見正 軍屬 平原守矩 軍屬 金子長錄/17
自分の顏を見て安心 陸軍大尉 弘田榮治/30
常人は死を畏る 陸軍大尉 前田利貴/31
南瓜をうらむ 海軍上等主計兵曹 伊藤博/40
お釋迦樣とともに 海軍二等兵曹 高柳義信/42
妻よ讀んでみてくれ 軍屬 平松貞次/44
孤島ラバウルに果つ 陸軍大尉 中村森之/49
貯えさらになし 憲兵准尉 汐海茂/54
俯仰天地に愧じず 陸軍中佐 永友吉忠/57
現國際法は舊くなつた 陸軍中將 岡田資/64
でつち上げ裁判 憲兵曹長 鈴木明/66
歷史と運命をともに 警部 森義忠/71
再緣は許しませぬ 憲兵中尉 村上淸作/75
私は戰死者だ 憲兵少佐 合志幸裕/78
父母の墓を建てたかつた 陸軍軍醫大尉 鴨居義弘/84
何だか馬鹿らしい 陸軍中將 河村參郞/85
心配すべき女關係なし 憲兵曹長 和𦕄定次/98
心には宿すかげなし 憲兵大佐 大石正幸/99
日本男兒の本懷なり 陸軍軍醫少佐 中村欣治/103
狂犬にかまれた 陸軍大佐 尾家劉/107
死刑は私の望むところ 陸軍伍長 靑木光雄/109
遺書でない遺書 憲兵准尉 古瀬虎獅狼/111
父母を戀うるは有情の人 憲兵 伊藤義光/118
死というもの 陸軍大尉 松岡憲郞/138
輕ければ首もつれまい 陸軍大尉 吉岡信/141
死所を得なかつた武人 憲兵准尉 田中政雄/144
樂しかりし頃 憲兵曹長 横山春芳/147
わが赤血を以て汚名を雪ぐ 憲兵少尉 藤井力/152
すまんことばかりだ、許せ 憲兵大尉 東登/154
映畫入場料が二十圓とは 陸軍大尉 山岡繁/161
讀經の聲を聞きながら 陸軍兵長 木村久夫/166
遺髮は米兵がどこかへ飛ばした 陸軍中佐 馬杉一雄/167
泣きたいくらい死にたくない 陸軍上等兵 高階喜代志/170
山下將軍と同樣なり 陸軍中佐 森本勇/183
最も亂暴を働いた俘虜たち 陸軍大尉 福原勳/184
痛恨きわみなき無條件降伏 陸軍中尉 神野保孝/188
イギリス國民に吿ぐ 陸軍中將 原田熊吉/196
辭世集/232
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