日本国家主義運動史 上

木下半治 著『日本国家主義運動史』上,

岩崎書店,

1952. 

国立国会図書館デジタルコレクション 

https://dl.ndl.go.jp/pid/2982191

 (参照 2025-03-02)

日本國家主義運動史　上 目次

序文

第一章　日本ファシズム前史/p1

第一節　搖籃時代/p1

一　遅れたる日本資本主義/p1

二　日本ファシズムの草分け玄洋社/p3

三　大統社の活動/p5

四　黑龍会/p7

五　浪人会/p10

第二節　第一次歐洲大戰による社会的大轉換/p12

一　近代プロレタリア運動の勃興/p12

二　国粹主義団体の対內的転向/p16

三　大日本国粹会/p17

四　関東国粹会/p19

五　大和民労会/p21

六　大正赤化団、赤化防止団等の暴力的活動/p23

七　縦橫倶樂部/p28

八　和製黑シヤツ党＝大日本正義団/p30

九　愛国社の存在/p34

第二章　ファシズムへの行進/p36

第一節　国民社会主義連動の生誕/p36

１　時代の反映―「改造」的要求の発端/p36

二　老社会の意義/p39

三　猶存社の足跡/p41

四　大化会の暴力活動/p45

五　大行社/p48

六　白狼会/p49

七　行地社と軍民交涉の開始/p50

八　左翼陣営よりの転向者の先駆高畠素之の地位/p53

九　経論学盟/p56

十　建国会の跋扈とその退化/p56

第二節　恐慌の深化とファシズムの昂揚/p61

一　恐慌と合理化/p61

二　ファシスト団体の簇生＝一新社、東興聯盟、その他/p64

三　全日本興国同志会/p68

四　西田稅と士林莊/p70

五　国民戰線社/p72

六　大邦社/p73

七　北呤吉の祖国同志会/p74

八　高畠系の急進愛国党の高度ファシスト性/p75

九　全国的ファシスト党創立の企図＝日本国民党/p78

十　第二の全国的ファシスト党＝愛国勤労党/p82

十一　ファシスト団体の統一運動＝「日協」と大日本生產党/p84

第三章　満洲事変による社会的大轉換/p96

第一節　満洲事變と軍人・官僚の蠢動/p96

一　満洲事変勃発の原因/p96

二　軍閥の政治的進出/p98

三　櫻会の結成及びその活動/p101

四　三月事件の発覚/p115

五　十月事件/p121

六　神武会と大川周明/p134

七　在鄕軍人政治団体の発生/p139

八　国本社と「妖星」平沼の動き/p150

九　金鷄学院の存在/p155

十　国維会と所謂新官僚/p157

十一　学生ファシスト団体/p160

第二節　血盟團事件/p169

一　個人的テロの頻発/p169

二　血盟五人男の存在の暴露/p171

三　井上日召と「ひもろぎ」塾/p175

四　血盟団事件の公判/p177

第三節　五・一五事件/p179

一　興奮の坩堝/p179

二　クーデタ計画の內容/p181

三　五・一五事件の深さ/p185

四　五・一五事件のイデオロギー/p190

五　五・一五事件の影響/p194

六　農民決死隊と愛鄕塾/p197

七　五・一五事件の処理/p200

第四節　無產團体の轉向/p205

一　ファシズムと大衆組織の最初の結合/p205

二　転向の先駆と社会民主党の分裂/p207

三　全国労農大衆党の動搖/p222

四　下中派＝日本国民社会党準備会の動き/p231

五　新党結成綜合準備会の決裂と日本国家社会党の結成/p237

六　新日本国民同盟の創立/p241

七　最左翼陣営よりの転向者/p244