祖国への遺書 : 戦犯死刑囚の手記
タイトル
祖国への遺書 : 戦犯死刑囚の手記
著者
塩尻公明 編
出版者
毎日新聞社
出版年月日
1952
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1659980
塩尻公明 編『祖国への遺書 : 戦犯死刑囚の手記』,
毎日新聞社,
1952.
国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/1659980
(参照 2025-03-02)
目次
まえがき・塩尻公明
フィリピン
獄中記・本間雅晴/3
刑場の控室で・金田貞雄/23
われ泣けば・斎藤助/25
十四戦友に代って・佐藤操/26
工藤忠四郎氏の最期・マニラ・フリープレス/31
生命をもてば悲し・市村勲/36
わが墓標を比人に打たしめよ・尾家劉/37
オ祖母サンヘ・萩野宗光/47
燃える学への情熱・椿孝雄/49
「つめあと」を残す者の叫び・原田新平/81
「おとずれ」他・中島昌平/89
囚人日記・中俣富三郎/91
故郷を想う・鏡政二/96
慶応時代の人々・相野田啓/99
二つの手紙・宮内敬保/106
絞首刑の宣告を受けて・小野哲/117
悲しき宿命・中村康二/127
中国
回向より再婚を・藤井力/140
宣告を受けてから・鏑木正隆/141
永遠の休息へ・伊庭治保/142
母の幻・高谷巖水/143
死を思う・木下尊裕/144
獄中の生活・市川正広/146
なつかしの国・安藤茂樹/152
蜘蛛の糸・吉川悟保/152
月かげに心みだる・沢栄作/153
大君を思う・近藤新八/154
難友に残す・山田恒義/155
「華南の星」を忘れないで・増木欣一/157
死生一如・日高保清/159
獄舎の友情・鈴木明/161
徳をもって応えん・兼吉績/162
大川の底にうもれて・徳本光信/163
辞世二首・前田三郎/164
歩いて来た道・堀本武男/165
高橋雷二さんのこと・深沢睦雄/169
シンガポール
戦死に劣らざる最期を・永友吉忠/185
父の思想は子等の上に・河村参郎/188
広島、長崎の人々を思えば・大塚操/198
爼上の鯉の気持・小林庄造/202
熱帯の雑草の下に・信沢寿/203
最愛のたか子へ・星愛喜/205
樹、静まらんと欲すれど・小久保孫太郎/207
すべては神意のまゝ・趙文相/209
子供思えば不覚の涙・馬杉一雄/220
生物すべてを羨む気持・阿部宏/222
春風に吹かるる如く・内田実/228
昇天行・原田熊吉/229
巣鴨
部下の遺族にすまぬ・井上乙彥/254
父母の慈愛・福原勲/256
バタビヤその他
友に抱かれて泣く・斎藤甚吉/259
水に写して顔を見納め・佐藤源治/261
お母さん、賞めて下さい・清水勇蔵/263
今宵限りの盂蘭盆・福井幸家/268
バタビヤ戦犯裁判について・山西通夫/273
部下を救うため・森国造/279
突撃の心理と死刑の心理・山根隆/283
妻子よ、強く生きよ・山口健章/285
日濠親善の楔に・白水洋/287
一瞬を生抜く・中山洋臣/288
事件責任者としてお詫び・三善孝ほか/290
妻子思えば狂いそう・横山春芳/293
日本民族の欠点・前田利貴/296
世界永遠の平和のために・原徹郎/301
祖国の復興を祈る・早川揮一/304
下級者の戦犯問題・上野正治/307
死を前にして・松岡憲郎/310
戦争裁判と処刑者の遺書・市来崎秀夫/314
極東地図
戦犯刑死(獄死)者一覧表
比国死刑囚(生存)表
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